若者言葉に耳をすませば

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062141604
  • NDC分類 814.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本エッセイスト・クラブ賞受賞第1作。
フツーにすごい、ガン見とチラ見、すごいおいしい、ギザかわゆす、渋滞グロい――
若者たちの「キモチ」が丸わかり!――あなたは、どこまでついていけますか? 『世界一受けたい授業』でお馴染み、名物教授の名分析に「ナットク!」

若者と中高年の「架け橋」が見えた!
1.若者はこんな言葉を使っている
2.若者言葉の特色と目的
3.こんな言葉をはやらせたい
4.若者たちの自省
5.中高年は若者言葉をこう見ている
6.実は中高年も若いときは
7.若者が憧れる中高年の言葉

目次

1 若者はこんな言葉を使っている(座談会)
2 若者言葉の特色と目的(解説)
3 こんな言葉をはやらせたい
4 若者たちの自省
5 中高年は若者言葉をこう見ている
6 実は中高年も若いときは
7 若者が憧れる中高年の言葉

著者等紹介

山口仲美[ヤマグチナカミ]
埼玉大学教授、文学博士。1969年、東京大学大学院修士課程修了。専攻は日本語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kenitirokikuti

10
2007年刊行。著者は研究対象は擬音語・擬態語なのだが、若者言葉にはその擬態語・擬態語が多いこともあって本書に取り組むことにしたそうである▲後半、中高年による若者言葉感。当時の40〜60代座談会、関東の人が多いせいか、テレビ由来の関西アクセントや楽屋言葉に不満の声高し。ほか、接客敬語について。興味深かったのは高齢の着付けの先生、「あだ名」はあった、と。いまはあだ名より呼び捨ての方がある意味「丁寧」かも。確かに知り合いのおいちゃんたち、あだ名は親しみを込めてって感じする。呼ばれる側としては不快の方が多いね2018/10/13

じょな

5
大学の先生のご本を卒業後に。若者にも分かりやすく、面白く、さらさらっと読めてためになる本 結構年配で真面目な研究をしている先生がおおとのごもるとか、わけわかめ意味とろろを知っている笑 よろ乳首はよろしくの意味とご丁寧に解説してくれるあたり笑いを誘う 若者&中高年の座談会もあり盛りだくさんの内容 そういえば高校生くらいのとき古語をよく使っていたなーと思い出しました!2014/08/23

ぽんまま

3
最近の日本語は乱れているとなげくだけでなくなぜその言葉を使うのか、どう意味があるのか、若者言葉を若者はどう思っているのかなど事例や対談形式やいろんな角度から論じてあり、面白かった。2011/10/24

2
常に批判に晒されてきた若者言葉を、若者・中高年両面から見つめた一冊。2007年出版なので流石に若者言葉としてはやや古いが、今に連なる言葉が多数紹介されており、これってこの頃出てきた言葉だったのか〜という新鮮さもある。 あまりに幅広い「若者言葉」というジャンルを論じた本として、おそらく当時としては画期的なほど網羅されているのだろうが、かなり易しく書かれているため、そこまで学術的な内容は期待できないと思われる。 しかし、茶化すでもなく好意的に若者言葉を論じる本って今でもそこそこ貴重ではないだろうか。2021/01/25

さき

2
なぜ若者言葉が生まれるのか、という考察には納得・共感できた。 若者、年配の方、それぞれの対談企画は生の声を聞くという点で、非常にいい役割をしていたと思う。それから、よく埼玉大学の話が出ていたけれども、どうせならアンケートの結果を全部載せればいいのにw2013/05/01

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