リサイクルは資源のムダ使い―地球に正しい生活マニュアル

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062140812
  • NDC分類 519
  • Cコード C0036

内容説明

ペットボトルは、リサイクルより燃やして発電が正しい。温暖化から水・食料にいたるまで知られざる事実と地球に正しい生活マニュアルを一挙公開。

目次

地球温暖化
ゴミとリサイクル
耐性菌
食料
水汚染
大気汚染
化学物質汚染
省エネとエコ生活

著者等紹介

小若順一[コワカジュンイチ]
1950年、岡山県生まれ。1973年、産業能率短期大学卒。1984年に、食品と暮らしの安全基金(旧称:日本子孫基金)を設立し、現在、代表を務める。ポストハーベスト農薬の全容を世界で初めて解明するなど、独自の調査や検査で食品や暮らしの安全問題を追究する活動の第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshie S

5
リサイクルの話だけでなく、食品など身の回りのことについて章ごとにまとめられていた。 仕事柄気になることがたくさんあり、ある意味答え合わせ、知らないこともしばしば。少しだけ古い本なので、規制された品目もあるのだろうが、経済優先で「エコ」は宣伝を目的としてデメリットを言わないで使われる構図は変わっていないと思う。買うことはその商品の生産を後押しすることなので、慎重に判断しなくてはと思う。 よりよい、を目指したはずが汚染に繋がると判ったなら潔く撤回しなくては。 2020年版の情報がほしい。 2019/08/07

警蓮社峻譽身阿

2
リサイクルは正義と無意識に刷り込まれている事実への逆説。単純に有害物質が出るとかの環境の話ではなく、リサイクルには結局追加のエネルギーが必要だから、という論。一理あるし無根拠にリサイクルを信奉することにリスクがあることもわかるが、総合的な視点が欠けている点は否めない。表題以外のあらゆる事象を評価しているが、それこそ予断は禁物か。発想の戒めとしては良書。2019/11/26

Eriho

2
リサイクルは良いこと!省エネはするべき!といった大した根拠もなく、妄信的にされている「自然へのおせっかい」について、今一度考えさせてくれるのが本書。手段と目的を取り違わず、自らが為すことへの意味、影響、あるいはそれが最良の方法なのかを考えることが、昨今の省エネ熱を冷ます近道だろうと思った。2011/11/12

のんき

2
2007年6月刊。リサイクルに関する記述は一部のみで、環境問題といわれる事柄を広く扱っている。ダイオキシンとか薬剤耐性菌とかの言葉を久々に見た気がした。ほんと「環境問題」って流行り廃りが激しいと思った。タイムリーなものとしては太陽光発電。製造から廃棄までをトータルで考えると、けっしてクリーンな自然エネルギーとはいえない、ってのには同意。でも「太陽光発電は近い将来、巨大な廃棄物になる」というような章題のたてかたにはそんなに煽らないでもいいのにと反発を覚える。2011/06/17

おかっち

1
身に付けているもの・口に入れるもの・暮らしの中で目に見えるものが一体何で出来て、その後どうゴミになるのか、リサイクルにかかるエネルギーなど自分の暮らしがどのように成り立っているのか考えれる人になりたい。日本の環境対策への意識の低さが歯痒い…個人で学んで出来ることはしていきたいけど、もっと国レベルだと心強い。 10年以上前の出版ですが、日本の状況は変わっていない。今こそ本気で取り組むべきことだと、地球からのたくさんのメッセージが届いているのに。2019/11/09

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