内容説明
一九七四、東京、枝川感動の反戦ドラマ。2007年最高の話題作『パッチギ!LOVE&PEACE』のすべてがわかるサブテキスト。
目次
第1章 HISTORY(二つの李家の物語;歴史なしには平和も未来も語れない)
第2章 TALK(姜尚中×李鳳宇対談―済州島で、日本で考えた東アジアと僕たちのこと;加藤和彦×井筒和幸対談―『イムジン河』から『あの素晴しい愛をもう一度』へ)
第3章 MAKING(撮影日記「今日も明日も編集室」;プロデューサー日記「今日までそして明日から」)
著者等紹介
井筒和幸[イズツカズユキ]
映画監督。1952年生まれ。奈良県出身。高校時代から8ミリ映画を撮り始める。’81年『ガキ帝国』で日本映画監督協会新人奨励賞受賞。’96年『岸和田少年愚連隊BOYS BE AMBITIOUS』でブルーリボン賞最秀作品賞受賞
李鳳宇[リボンウ]
シネカノン代表取締役。1960年生まれ。京都府出身。朝鮮大学校卒業後パリに留学。帰国後、トクマ・ジャパンのプロデューサーを経て、’89年、配給会社シネカノンを設立。’92年、初めてプロデュースした『月はどっちに出ている』が大ヒットし、国内外の映画賞を受賞。’94年から劇場経営にも乗りだし、現在5館9スクリーンを運営。’05年には韓国・ソウルの明洞にも劇場をオープンした。’07年淀川長治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。