出版社内容情報
衣食住・心が豊かな国
日本人すべてが「中流の上」に!
GDPが2倍になる必然/増税はかぎりなくゼロに/財政再建を成功させる「黄金比」/借金を増やさず成長する路線/わずか0.9%の差が変える未来/名目4%成長の実現性/100年に1度のチャンスをつかんだ国/有望分野が目白押し/均衡ある発展から分権国家へ/官僚との凄まじい攻防戦の始まり/道州制で生まれる地方の活力/官民の待遇格差をどう解消するか/地方公務員も聖域ではない/利益誘導政治の終わり/潮目の変化は大チャンス
内容説明
経済が停滞していれば、勝ち組と負け組が固定化し、富める人はますます富み、一度経済的に苦しくなれば、努力しても這い上がるのが難しい社会になりかねない。一定のパイを奪い合うしかないからだ。しかし、経済成長が軌道に乗り、新たな富が創造されれば、努力してスキルを身に付けた人や、夢を持って起業をした若者にもチャンスが与えられる。そして、一度失敗した人も「再チャレンジ」で逆転が可能になるのだ。
目次
はじめに―GDPが二倍になる必然
第1章 小泉改革の歴史的成果
第2章 GDP一〇〇〇兆円の「成長国家」
第3章 共感革命
第4章 新アジア主義
終章 民意の政治
おわりに―潮目の変化は大チャンス
参考資料 自由民主党財政改革研究会最終報告(抄)二〇〇六年六月二六日
著者等紹介
中川秀直[ナカガワヒデナオ]
1944年、東京都生まれ。1966年に慶應義塾大学法学部を卒業し、日本経済新聞社に入社。1976年、新自由クラブ公認で旧広島2区から立候補しトップで初当選。1979年の総選挙で落選し新自由クラブを離党、翌年トップ当選で復帰し自民党へ入党する。国土政務次官、通産政務次官を歴任。科学技術行政・エネルギー問題を得意分野とした。1990年の総選挙で再び落選するが、1993年、トップ当選で復帰。村山富市内閣では総理補佐として、社会党出身総理と自民党との連絡役を務め、1996年に橋本龍太郎内閣で国務大臣科学技術庁長官として初入閣。2000年、第二次森内閣発足では国務大臣内閣官房長官兼沖縄開発庁長官に就任。2002年、自民党国会対策委員長に就任。2005年7月、国対委員長在職期間最長記録を更新、同年10月には自民党政務調査会長に転じる。新聞記者出身らしく、自らのホームページのコラム連載を一日も欠かさない。2006年9月、自民党幹事長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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