内容説明
新庄剛志は、常に「野球を超える」と念じながら野球を続けてきたのである。その分野の先人を見て、先人の域を超えるのではない。個人として野球そのものを超える。新庄の「実現しなかった夢」こそが、その記録としては平凡だが、比類など絶対にできない人生を物語っている。新庄剛志はボロ負けして栄光をつかんだ。野球がなくても新庄剛志。心配ご無用。
目次
１ 新庄剛志ｖｓ．野球理論（今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました。；Ｊリーガーになりたいんです。 ほか）
２ 新庄剛志ｖｓ．常識（…日本人の俺にはよくわからないんだ。；若手にメジャーを経験して欲しいから… ほか）
３ 新庄剛志ｖｓ．資本主義（僕の力ではメジャーは無理。；子どもというのは、お金の計算で行動を選ばない。 ほか）
４ 新庄剛志ｖｓ．運命（サウジアラビアの王様が乗る車です。；今年の目標は、人の悪口を言わないこと。 ほか）
著者等紹介
中田潤［ナカダジュン］
１９５９年岡山県生まれ。立教大学卒業。『平凡パンチ』記者を経て、フリーライターに。少年時代から、阪神タイガースと夢路いとし・喜味こいしの熱烈ファン。プロ野球、競馬、格闘技などをテーマに『ナンバー』、『月刊現代』などで旺盛な執筆活動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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