トモ、ぼくは元気です

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トモ、ぼくは元気です

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062135351
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

出版社内容情報



香坂 直[コウサカ ナオ]
著・文・その他

内容説明

ぼく、松本和樹は中学受験を控えた小学6年生。障害を抱える兄のトモをめぐって家で問題をおこし、“罰”として夏休みのあいだ祖父母の家に預けられることになった。関西弁とびかう浪速の商店街で、特別な夏がはじまる!読み終えたあと、きっと人にやさしくなれる。そんな物語。椋鳩十児童文学賞受賞作家、待望の新作。

著者等紹介

香坂直[コウサカナオ]
1964年、岡山県生まれ。大阪教育大学(肢体不自由児教育教員養成課程)卒業。第45回講談社児童文学新人賞佳作に入選した『走れ、セナ!』で、2005年デビュー。同作品で、第16回椋鳩十児童文学賞を受賞した。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

99
小学6年生、思春期の入り口で自分らしさとか将来のことを考え始める頃。発達障害の兄への様々な思いに押しつぶされそうになり、ついに爆発してしまう。家族と離れ父の実家で過ごすひと夏の成長物語。毒のある言葉は次々と連鎖反応を起こすこと。学校の中ではいとも簡単に「ひとり」と「みんな」という図式が出来上がること。はっとさせられ、考えさせられる場面がたくさんあった。少年が身に纏うガチガチの鎧を大阪のおっちゃん、おばちゃん達がやすやすと脱がせる感じがとてもいい。2018/07/07

☆よいこ

75
YA。児童書。発達障害の兄がイジメられているのを見捨てて逃げた和樹は、夏休みの間、祖父母の家で過ごすことになった。落ち込んでいた和樹の前に現れた夏美は、強引に商店街を紹介して回り、夏祭りに行われる商店街1丁目と2丁目の因縁の対決に出てほしいと言う。対決方法は金魚すくい。▽障害をもつ兄弟の葛藤というか、6年男子の成長が描かれる物語。良本。2006年刊▽関西弁ののりがよくて、夏美のまっすぐな明るさに救われる。関西の商店街ってあんなに楽しいのかな、いいな。2020/09/10

BlueBerry

33
結構面白かったです。感動もありました。総合的に見てもよい本だと思います。児童書なので分かり易いし読み易い。それでもって大人でも十分楽しめる内容だと思います。お勧めです。2013/08/21

ひめか*

27
ストロベリー・ブルーが面白かったのでこれも読んでみた。心がいつまでも子供のままの兄が鬱陶しくて、皆からいじめられる兄なんて嫌で、むしゃくしゃするその気持ち、わからなくもない。夏休みの間家から追放されて、僕はトモのことも忘れられて夏期講習に集中できる。と思ったところに夏美と出会い金魚すくい大会に出ることに。障害児じゃない、桃香は桃香だよと聞いて、トモはトモなんだと自分も気づけた。どうしようもない兄だけど可愛くて憎めない。街の人たこ焼きくれたりいい人ばかり。大会のとき桃香を守ったのかっこよかった。小6いいな。2019/03/20

木漏れ日の下

18
何度か泣かされました。大阪の商店街の暖かさがじんわり心に沁みます。大人だって家族や仕事や人間関係でくたびれる。子供だってそりゃくたびれる。子供を大人の代理に使っちゃいけない。だけど、家族だから甘えてしまうこともある。難しいなぁ。トモが夏休みの間離れてみたようにお母さんにも休息を与えてあげてほしいな、とチラりと思いました。2018/09/23

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