出版社内容情報
30年目の新事実!!
田中角栄「2つの無罪」とは
「ホリエモン・村上事件」へ続く腐蝕の連鎖!
田中角栄が泣いていた。うっすらと涙があふれ、つーっと右の頬を伝わっていった。「ありがとう、ありがとう、平野君……」角栄は、そういって私の両手を強く握り締めた。「キングメーカー」「闇将軍」と呼ばれる男の目は真っ赤になっている。もちろん、政治家がいくらでも嘘泣きする生き物であるのは知っていた。が、このときの角栄の涙は、本物だった。彼は、本当に感謝して涙を流している。それが私には堪らなかった。そして、なぜかとても悔しかったのである。――<「プロローグ――角栄が涙を流した資料」より>
【目次】
プロローグ 角栄が涙を流した資料
第1章 角栄と出会った日々
第2章 ロッキード国会の舞台裏
第3章 検察と首相の暗闘
第4章 「日米司法取決」の闇
第5章 暗躍する幹事長
第6章 衆議院議長の後悔
終章 司法の腐蝕
エピローグ 角栄への鎮魂歌
内容説明
ロッキード事件、30年目の新事実!!田中角栄「2つの無罪」とは。「ホリエモン・村上事件」へ続く腐蝕の連鎖。
目次
第1章 角栄と出会った日々
第2章 ロッキード国会の舞台裏
第3章 検察と首相の暗闘
第4章 「日米司法取決」の闇
第5章 暗躍する幹事長
第6章 衆議院議長の後悔
終章 司法の腐蝕
著者等紹介
平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年、高知県に生まれる。1960年、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。この年、衆議院事務局に就職。1965年、園田直衆議院副議長秘書、1973年、前尾繁三郎衆議院議長秘書、委員部総務課長、委員部部長などを経て、1992年退官し、同年の参議院議員選挙に出馬。自由民主党、公明党の推薦を受け高知県選挙区で当選し、その後、自由民主党に入党。1993年に新生党、1994年に新進党、1998年に自由党の結党に参加。2003年、民主党に合流、参議院財政金融委員長に就任。2004年、政界を引退。議会政治の理論と国会法規の運用に精通する唯一の政治家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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