バンギャル ア ゴーゴー〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 461p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062133692
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ヴィジュアル系バンドに魂を奪われ、追っかけの世界に入った、えり、ノリコ、ユキ。えりは高校を中退し、退屈な北海道から憧れの東京へと向かう。えりの後を追うように上京するノリコとユキ。夢に見た東京でのひとり暮らしだったが、現実の影が三人に忍び寄る。お金、ドラッグ、セックス、三人の絆、そして音楽への思いはだんだんと引き裂かれていく―。90年代・バンドの世界を舞台に描かれた自伝的「ガールズ・ノヴェル」の最高傑作、渾身の書き下ろし大作、ついに完結。

著者等紹介

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。1998年、パンクバンド「維新赤誠塾」結成、ボーカリストを務めた。1999年、土屋豊監督のドキュメント映画「新しい神様」に主演。翌年衝撃の半生を綴った『生き地獄天国』を刊行し、作家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ららぴぴ

11
主人公たちの堕落ぶりにあきれた。音楽を愛しメンバーを愛する正統なバンギャ(という書き方は変だけど)はこの主人公たちをどう見るのだろうか。2014/10/10

かみざと

4
途中がキツかった。肉便器、風俗、薬物とかもう…見てられない。色んなことをひっくるめて破滅の美学なのかな。葬儀のシーンは「なんだかすごいことになってるな…」とテレビで見てたけどバンドにハマる前だったので、こんな切り替え方もアリなのかな、災厄が起きた時に1日でも早く日常に戻るということも大人になる、生きていくことなのかな、と思いました。 読んでいて苦しい、けど止まらない。少女達の青春がいっぱい詰まってました。2017/11/26

さんつきくん

3
途中で挫折。テンポよく読めなかった。主人公が高校を辞めて上京する。夢ではなくバンドを追いかけて、若さゆえの行動。私はそそられなかった。上巻も含め行間も重く灰色の物語だった。ライブの描写がない分、音楽ではなくバンドに酔いしれている自分を愛してるのかなとさえ思った。2016/07/29

みらこなしゃ

3
下巻まで来てやっときづいた。 遅。XJAPANとルナシーかぁ。 大好きなきりちゃんがこんな風にファンとつながってたらやだ。今はこういうのないんだろうけど。ユキの堕ちてく姿が怖い。高校くらいは出なきゃだめだ!!2015/02/13

たかしまのんちゃろ

2
下巻はちょっぴりダーティな感じ。でもLUNATICMOONの解散とかあたりから流れが変わってきて、ラストは切ないけど幸せな感じ。大好きなバンドの解散。いちばんいちばんつらいこと。わたしの大好きなバンドはもう長いこと活動してて、わりと安心しきってるけどたまに不安になる。でもずっと追いかけたことは消えない。とにかくバンドといられる一瞬一瞬大事にしたいなあとしみじみ思いました。2015/09/24

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