出版社内容情報
「情報の羅列」を、「読ませる文章」に磨くテクニック。
●小説新人賞に応募したい
●面白い論文を書きたい
●ブログをブラッシュアップしたい
<本書の主な内容>
1.読む力――書くために読む!
『電車男』
『ニート』絲山秋子
『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹
『くっすん大黒』町田康
『蹴りたい背中』綿矢りさ
『火車』宮部みゆき
『蛇を踏む』川上弘美
『父の詫び状』向田邦子
『フィジーの小人』村上龍
『枯木灘』中上健次
『金閣寺』三島由紀夫
2.書く力
垂れ流しの文章はなぜダメなのか
「プロの文章」を目指す
文章上達に必要な3つの要素
「書く力」実践編
3.調べる力
「美智子妃のルーツ」現地取材&福田流資料収集法を公開!
【資料編】
パソコンソフト、事典、辞書、インターネットサイト
内容説明
福田流文章術の「極意」。「情報の羅列」を、「読ませる文章」に磨くテクニック。
目次
第1章 「読む力」(文学賞に挑む;作家の技術;エロス、恋愛を描く;日常のとなり;青春の喪失;日本とは何か、日本人とは何か;物書きという生き方)
第2章 「書く力」(垂れ流しの文章はなぜダメなのか;「プロの文章」を目指す;文章上達に必要な三つの要素;「書く力」実践編;コラム添削実例集)
第3章 「調べる力」(ディティールこそが命;「美智子皇后もう一つのルーツ」「調べる」資料編)
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960年、東京都生まれ。慶應大学文学部仏文科卒業、同大学院博士課程修了。慶應大学環境情報学部教授。1993年、『日本の家郷』で三島由紀夫賞、1996年『甘美の人生』で平林たい子文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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