内容説明
非オタクが覗いた、史上最強のオタク解読書。「フロイト」「ウィトゲンシュタイン」「ノルウェイの森」「菊地秀行」「エヴァンゲリオン」「江戸春画」「家族への回帰」「ハーレム感」などのキーワードを使って「萌え」の本質に迫る。
目次
序章 The world of“moe‐ken”
1 ライトノベル篇(「この本を放り出せ!」;「綾波萌え」の系譜 ほか)
2 根源の渦―テーブルトークPRG篇(萌えの源流;『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と『ダブルクロス』 ほか)
3 美少女ゲーム篇(オタクの世代間闘争;ラスコーの壁画、江戸の春画、そしてアニメ絵 ほか)
4 マンガ篇(東大三浪のモテモテ男;ショタコン? ほか)
5 風雲アニメ篇(大泉、萌えはじめる;アニメ萌えの指標 ほか)
著者等紹介
大泉実成[オオイズミミツナリ]
1961(昭和36)年、東京生まれ。ノンフィクション作家。10歳から「エホバの証人」グループで活動。中央大学大学院文学研究科哲学専攻修了後、『説得―エホバの証人と輸血拒否事件』(現代書館)でデビュー、同書が講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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