内容説明
日本の年金制度は崩壊するのか、しないのか。誰が得して、誰が損をするのか。今まであなたが知らなかった年金のすべてがここにある。世論を動かし、年金改革を動かした『週刊現代』の大反響連載に大幅加筆。
目次
第1章 年金官僚の悪行の現場をとらえた(コンパニオン付きの“官官接待”;公用車を使って「夜祭」を楽しむ ほか)
第2章 どこまで国民を裏切り続けるのか(江角マキコ「年金キャンペーン」のドタバタ劇;国民を“妖怪”扱いする差別行政 ほか)
第3章 厚生年金の空洞化もはじまった(赤字をたれ流し続けるグリーンピア;掛け金取り過ぎ・年金払い過ぎの迷走 ほか)
第4章 年金が破綻するこれだけの理由(「積立金取り崩し」はウソだった;年金住宅ローンは破綻している)
第5章 国民を不幸にする日本の年金制度(フランス、ドイツより日本がいいというウソ;かくも不幸な日本の年金生活者たち ほか)
著者等紹介
岩瀬達哉[イワセタツヤ]
1955年、和歌山県生まれ。ジャーナリスト。’96年、「新聞 正義の仮面の下に腐敗あり」、「大蔵官僚たちが溺れた『京都の宴』」で第2回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の企画賞とスクープ賞をダブル受賞。2000年、「ドキュメント竹下登」で第6回の同賞作品賞を受賞。2004年には本書の元となった「年金が消える日」で第10回の同賞企画賞を受賞した。官僚腐敗やメディア問題などを中心に旺盛な執筆活動を続けている
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