食べものはみんな生きていた―生きるということはほかのものの命をいただくこと

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062123938
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C0095

内容説明

白米を植えても芽が出ないのは、なぜ?イチゴの旬は、いつ?「和牛」と「国産牛」の違いは?「地どり」は地面に放し飼いの鶏のこと?―「農なき国の食なき民」にならないための、農業の現場からの直言。命が見えない時代に語って聞かせる安全に生きるための知恵。

目次

はしを正しくつかおう
食歴
新米の味
「食べもの」はみんな生きていた
狂牛病の正しい知識
いもほり大好き
「鶏肉のちがい」おしえます
泣いて食べたウサギ
みんなでモチつき
山下家のお正月〔ほか〕

著者等紹介

山下惣一[ヤマシタソウイチ]
1936年、佐賀県唐津市に生まれる。中学卒業後、現在まで農業に従事。その体験を小説やノンフィクションで発表し続けている。1969年、『海鳴り』で農民文学賞受賞。’79年に地上文学賞を受賞した『減反神社』は直木賞候補にもなった。アジア農民交流センター代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すばるM45

2
食に関するエッセイ本は大好きで結構借りてきます。これも面白かった。装丁もGOODです!全ルビですから小学生にもお薦め。2010/11/26

山野たぬき

1
これ(読書メーター)で作者名検索して、あ、こんなに本出してる読みたい。と思うことがしばしば。そして、登録数でこんなに読まれてるのかー、とか、あれ意外と...などと思うこともしばしば(重要視はしてないけれど、なんとなくは意識)。で、個人的に好きだったり大切な本があまり目にされてないのかな?と思うと寂しくもあるけれど、多分農業やってる方が読んでて、読書メーター登録してる方たちではないのだろうと想像して納得。だって本いっぱい出てるから。愛されてる。2016/06/19

尾張こまき

1
「食育」っていう言葉、今ほど浸透していなかったころに書かれたのかもしれない。「いただきます」の意味、バーチャルウォーターについてなど、今では理解されてる方も多いかと思いますが、水を作り出す田んぼ、身土不二、口中調味、子供たちに伝えたい話がいっぱい詰まっています。TPP参加で日本から田んぼがこれ以上減ってしまったらと思うと空恐ろしい。「勉強だけできてもだめだ」の項は泣けた。ばあさんひどい。著者の考え方には大賛成!けど、実際こんな舅のいる家に嫁いだら大変そう・・2013/06/19

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