内容説明
「世界」と思いきりセックスしたい!希薄な現実感を越えるために、厳戒態勢のイラクへ、北朝鮮へ。そして宗教へ、自傷へ。ホンモノの戦場から見た「今、ここ」というぬるい戦場で生きること。「時代の肉感」を伝える渾身のエッセイ集。
目次
1 はじめてのガサ入れ
2 北朝鮮に深入りすると大変なことになる
3 三〇年後の革命家
4 馬鹿は戦場を目指す
5 雨宮処凛、イラクより無事帰還しました!!
6 知ってる街が戦場になるということ
7 「世界の終わり」という物語
8 「僕らはみんな意味がない―意味がないから生きるんだ」
9 日本の中の「出身成分」
10 命の値段
11 イラクで射殺されるか、日本で自分に殺されるか
12 世界の中心で「自分萌え」を叫ぶ
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年北海道生まれ。1998年、愛国パンクバンド「維新赤誠塾」結成、ボーカリストを務めた。2000年、土屋豊監督のドキュメント映画『新しい神様』に主演。同年、衝撃の半生を綴った『生き地獄天国』を刊行
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