ヤンキー、弁護士になる

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062122207
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

関東一円にその名を轟かした暴走族「ブラックエンペラー」幹部は、偏差値38からいかにして這い上がり、大学入学、司法試験までも制したのか。

目次

1 オレは喧嘩で目立ちたかった
2 上等だ、オレの偏差値三八
3 暴走族とゴロマンの毎日
4 オレを変えた小さな成功体験
5 自分の居場所が見えてきた
6 不良少年だからこそできること
7 不器用だが、なんとかなるさ
8 お袋、弁護士になったぞ!
9 ワルにこそビッグチャンスが

著者等紹介

金崎浩之[カネザキヒロユキ]
1963年東京都に生まれる。高校時代、暴走族ブラック・エンペラーに所属していた札付きの不良少年。無期停学処分、高校中退、定時制高校編入を経て、京都外国語大学英米語学科に進学。大学卒業後、フリーターをしながら司法試験の受験勉強を始める。93年司法試験合格、2年間の司法修習を経て都内の法律事務所に就職するが3年で退職。99年8月から北米、中南米各国、東南アジア、中国を約3年間放浪し、02年5月に帰国。同年7月、法律事務所北斗を開設し、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

53
どんな人でも元々頭の悪い人はいない。何故悪いかと言うと、本を読んだり勉強をしていないから。金﨑さんは偏差値38の高校から奮起して、努力を重ねて弁護士に。少年犯罪を特に取り扱っておられる敏腕弁護士さん。この本を読むと「勉強って本当に大切だな」と改めて実感。最近仕事が忙しいのを理由に語学の勉強サボってる自分が恥ずかしくなりました。2020/10/30

かず

15
痛快!こんな生き方をされた方は滅多におられないのではなかろうか。男二人兄弟の長男に生まれ、母親に成績の良い弟と常に比較され、非行の道に進みます。が、高校くらいは出なければと奮起、偏差値38から一気に20上げ、都立高校へ。しかし、すぐに飽き、暴走族へ。結果、高校を退学しますが、再び奮起。定時制高校で勉学に励み、京都外国語大学へ。在学中語学の限界を悟り、法律に関心を移し、29歳、6回目の受験時にほぼ独学で旧試験を合格します。感想。「自分を信じる」ことの大切さを学ばせてくれる本です。今年のベスト本に決定です!2020/12/06

mikychka

2
あー、一気読みしたー。自分が経験したことのない人生を歩んできた人の話って、本当に面白い。2014/08/23

菊のおじさん

1
司法試験予備試験を目指しているので、最初司法試験の部分を読んだが、その他の部分も面白く、読みやすく書かれているので結局全部読んだよ。家族との関わり方が面白く、特に弟さんはその後どういう人生を歩んだのか気になりました。2023/11/12

SU

1
あとがきにある、少年非行犯罪の更生の可能性についての意見はなるほどと思いました。2014/04/18

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