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一回性の人生

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062122139
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

社会は弱者や落伍者には限りなく冷たい。それでも一度だけの人生を人間は生きていく。著者は29歳のとき現在の金額にして約10億円の負債をかかえて奈落の底へ堕ちた。放浪、重なる絶望、堕落…そして再生願望。これまで著者自身が体験した各事例を具体的にあげながら展開する初の語り下ろしエッセイ。迷路の果ての袋小路で不安にたたずむ現代人に贈る熱いエールの書。

目次

第1章 時代の不安・こころの不安(つきまとう幻想をはねのけろ;企業戦士は自らを消費した ほか)
第2章 人生を翻弄する金・モノ・人(金は人間を翻弄する;金の前で「人間」が見える ほか)
第3章 生きぬく力・自己肯定力(人生は必ず対価を払う;人生の十字路での出会いが生き方を決める ほか)
第4章 運命にくさびを打つ(与えられた時間はたかだか八十年なのだ;自らの運命にくさびを打て ほか)

著者等紹介

梁石日[ヤンソギル]
1936年、大阪生まれ。デビュー作『タクシー狂操曲』、『タクシードライバー日誌』はロングセラーで、映画『月はどっちに出ている』(崔洋一監督)の原作となり好評を博した。第113回直木賞候補作(95年)の『夜を賭けて』は5億円を投入した日韓合作映画として02年から03年にかけて公開された。04年度には山本周五郎賞の受賞作(98年)『血と骨』の映画化が予定されている
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