内容説明
双子を生んでよかった。障害児を生んで、よかった。
目次
わたしたちのこと
ふたりが生まれた日
寝たきりです。治りません
泣きながら笑っていたころ
暑かったはじめての夏
ふたりの天使
真帆はゆっくり、育っています
著者等紹介
有木真樹[アリキマキ]
28歳。生まれ育った鹿児島県加治木町で、夫の良さん、長女真帆ちゃん、次女真海ちゃんと暮らす
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感想・レビュー
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サク
48
出産時、誰もが五体満足に生まれることを願う。その願いに反して世界には障害を持って生まれる子どもたちが何十万人といる。障害を持って生まれた子どもたちは親を選び、使命を持って生まれてきた。どんなに困難な場面に遭遇しようとも親が堂々と『障害を持った子の親』であることを胸を張って歩んでほしい。その姿は必ず子どもに伝わり『生きる力』となる。絵本『おおきなあな』が浮かぶ。彼らにはこれから無数の困難という『あな』が待ち受けている。その『あな』を埋められるのは、親の受け入れる自覚と彼らを受け入れる社会の体制。応援します。2015/04/18
のち
1
健常児と障害児の双子を育てる、おかあさんによる手記。前向きなおかあさんの姿勢に、母の強さをかんじた。すてきな家族なんだろうな。2012/09/08
ちー
0
すごく前にドキュメンタリーを見てまだ子どもだった私の記憶に残ってる。 そのあと本を探して当時は自分で注文することなんてできないはずだから親に頼んで買ってもらったんだと思う。 双子の真帆ちゃんと真海ちゃん。 妹の真海ちゃんは身体も大きく健康そのもの。 お姉ちゃんの真帆ちゃんは滑脳症という珍しい病気を持って生まれた。 印象に残ってるのはお母さんが真帆ちゃんとお母さんの一人二役で姉妹喧嘩をしているところ。 「まほちゃんがいじめた!」って真海ちゃんが泣いてお母さんがぎゅーってするところ。 今2人はどうしてるのかな2023/12/04