内容説明
銃火の街サラエボへ届けたクリスマスプレゼント…報道カメラマン見習いの若く無鉄砲な日々から酒びたり人生が始まった。コンビ最後の鎮魂譜。
目次
タイ篇（死体と通訳；壊れたカメラ；逃げたお手伝いさん；アジフライ大勝負）
サラエボ篇（中古の防弾チョッキ；戦下の贈りもの；ついに雪の戦場へ；届いた手紙）
沖縄篇（独立記念日の夜；若い米兵とケンカ）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこまんま
24
いよいよ最終巻。戦場なんて何故行くんだろうと思ってたけど、肝心の鴨氏も結局あんまり良く分かってなかったんじゃないか？使命感とは程遠く、現実感に乏しく見えるのは、実は彼なりのカモフラージュだったんだろうか。西原さんの漫画もとてもよかった。2017/02/09
みーなんきー
18
やはりこの人の本は自分好みです〜、戦地にいながら人間としてはしょうもない人ばかりの中、お互い寛大さを持ち寄り、なんとか共に生きていく姿が人間らしくて好き。日本にいて見栄を張って、他人への思いやりやつながりがない生き方をしてる人が多いけど、その真逆。西原理恵子のコミックが所々、本の内容と関係無く出てくるが、女同士はどうしてあんなにつまらないの？という本音に、高校時代が最低につまらないという意見に、ある種激しく同意。2020/12/09
つたじゅん
3
西原さんが菩薩のよう。ドキュメンタリー部分は飛ばし飛ばしで読んだ。2013/11/25
猫草
3
「ああ このままだと だめになる。て思ったら とっくにだめになってたあとだったね。笑っちゃったね。」に またまた大号泣！鴨ちゃんってば優しすぎたんだね。西原だけが母のように包みこんでくれたんだね。生き辛かった人生を終えて やっと穏やかになれましたか？2011/12/04
なつみかん
2
アジアパー伝これにて読了、この夏に始まったサイバラ熱もようやく一段落か！2009/11/14
