さらば外務省!―私は小泉首相と売国官僚を許さない

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062121095
  • NDC分類 317.22
  • Cコード C0095

内容説明

「拉致」「イラク」…小泉総理、あなたの外交政策は間違っている!外務省には、封印されたままの犯罪がある!キャリア官僚が、自分の首と引き替えに、すべてを書いた驚愕の書。

目次

第1章 無視された意見具申
第2章 私はけっして小泉純一郎を許さない
第3章 外務官僚と政治家たちの恥ずべき行状
第4章 封印された外務省の犯罪
第5章 恐るべき外務官僚の世界
第6章 こんな外務省はいらない
第7章 さらば外務省

著者等紹介

天木直人[アマキナオト]
1947年、山口県生まれ。’69年、京都大学法学部中退、上級職として外務省入省。中近東アフリカ局アフリカ第二課長、内閣安全保障室審議官、在マレーシア日本国大使館公使、在オーストラリア日本国大使館公使、在カナダ日本国大使館公使、アメリカ在デトロイト日本国総領事などを経て、2001年2月~’03年8月、駐レバノン日本国特命全権大使。8月末、外務省を実質的な解雇処分に
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

4
★★★★☆ 最近元外務省職員の書いた本を何冊か読んだが、うんざりして来る。。どこまでが真実だか解らないが、体質はやはり国民感覚とは異質なものでないかと、これまでの事件から窺い知れる。外交ってそれは厳しいものだと思うけど、、、その根底には当たり前の良心が存在してて欲しいと思う。日本国民の顔なのだから。。2011/11/01

kumonosuke

1
実名入りでここまで外務省の内実を暴露した本がある事を今更あらためて知った。ホントにもっと国の為になる”仕事”をやってくれるところと思っていたのに残念。2013/12/20

Kenji Suzuya

1
著者の溢れるばかりの正義感には感服するばかりであるが、その一方で冷徹な判断についてはやや欠けているのではないか。なお彼はレバノン大使を最後に引退したとのことだが、略歴を見るにそれ以前では南アフリカに関わった以外に中東・アフリカとの関わりは見られない。したがってこの人物もまた、中東に関しての門外漢として大使に就任したわけなのでまぁなんとも。以下思うところはあるが省略。2012/02/03

Hiro

1
元外務相上級職の著者が綴った外務省内部告発書である。官僚の腐敗体質を内部から見た視線で綴られていて、読んでいると目を覆うばかりの事実があまりにも多いということに対し改めて驚いてしまった。この国の官僚は日本の未来というよりも自己の出世にのみ努力しているという体質を見せつけられた。本来ならばリーダーシップを発揮しなくてはいけない政治家にも反映されているものだと痛感したというのが読み終えての率直な感想である。しかし天木氏のように日本の発展の為に心を砕く人間がいるということが光明だと感じたのである。2011/10/10

おたきたお

0
人が権力志向となった時に、その目的のためには「建前」も何もなくなる様子があからさまに書かれており、悲しい。確かに登場人物の一面だけを捕らえた記述だらけであるが、それを偏向と指摘するのは乱暴だ。なぜなら、これまで「その人の存在価値は本来何か」という観点で誰も書かなかったから。最後は国民への檄文で締めくくられている。米国追従は、戦前世代のコンプレクスを今に引きずっている結果。「日本の軍隊」「韓国の軍隊」の後にこれを読み、読後息苦しくなった。この本を次世代の若い人に読んでもらいたくないが、目を瞑らせたくもない。2006/01/01

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