日曜日たち

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062120043
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

きっといつかは忘れてしまう、なのに忘れようとするほど忘れられない。ありふれていて特別な、それぞれの日曜日―。東京ひとり暮らしの男女5人、それぞれの物語に同時代の「生=リアル」を映す、長篇最高傑作。

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年、長崎生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年、『最後の息子』で第八四回文学界新人賞を受賞しデビュー。2002年、『パレード』で第一五回山本周五郎賞、同年、『パーク・ライフ』で第一二七回芥川賞を受賞。現在、最も注目されている新鋭作家である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫 綺

123
それぞれの人、それぞれの生き方、それぞれの日曜日。母を探す小学生の兄弟がそれぞれの物語をつなぐ。切ない話が多かったかな。色々あるけど、生きてるんだ。2015/10/08

のんのん

47
日曜日つながりの5つの短編集。どの話にも登場する幼い兄弟。なんで?どこにつながるの? やっぱりあの二人のことねって頷きながらあっという間に読了。吉田ワールド全開の一冊でした。2014/03/12

Satomi

32
5篇の短編集。地方から出てきて都会で地味に暮らす若者の日曜日。吉田修一ワールドの淡々とした日常。各物語に登場する兄弟が別の物語をひとつに繋いでいく。行き場をなくした兄弟…未来が感じられるラストで良かった!!2014/07/24

kyon

27
図書館で、名前を見た時は、もっと年配の方かと勝手に思い込んで、かしこまった感じの作品をイメージしていました。吉田修一さんの作品は、とにかく読み易〜い!一つ一つの短編がしっかりしている、しかも、それぞれが繋がる!身近な感じの設定が、しっくりくるのか、適度なリアリティーがあり好きです。気楽にサクサク本を読みたい気分の時にオススメな作家さんです。2015/12/31

ゆめ

26
★★★ 吉田ワールド全開! 日曜日つながりの短編集。あっという間に読了。2015/08/26

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