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やればわかるやればできる―クロネコ宅急便が成功したわけ

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118705
  • NDC分類 685.9
  • Cコード C0095

内容説明

ビジョンを実現するために、何を考え、何をやるか!宅急便を作った男が発信しつづけた成功へのメッセージ。

目次

第1章 必ずできる!百パーセントのサービス―利益は後からついてくる(利用後の立場に徹したサービスをやり抜こう;苦情もサービス向上のきっかけにできる ほか)
第2章 変化しつづけて会社の若さを維持―未開の分野、宅急便への挑戦(アイデアと全社員一丸の努力が成功をもたらした;組織の老化は速い!常にチェックして若さを保とう ほか)
第3章 会社は人なり―働く人のゆとりが良い結果を生む(社会人一年生に贈るメッセージ;女性よ、がんばれ! ほか)
第4章 会社の健康診断―大企業病の早期発見と治療(病気のきざしはすぐそばにある;管理職こそ要注意!社長も例外ではない ほか)

著者等紹介

小倉昌男[オグラマサオ]
1924年12月13日東京都に生まれる。東京大学経済学部卒。’48年大和運輸(現ヤマト運輸)に入社、’71年創業者である父の後を継ぎ社長に就任。’74年役員会に宅急便の構想を提案するも全員の反対を受けるがこれを説得、’76年商業貨物から撤退し宅急便事業を興す。この間、規制緩和を求めて運輸省や郵政省などと正攻法で闘い、厚いお役所の壁を破る。’87年会。’91年に取締役相談役に就くが会社に危機系を覚え、’93年会長に復帰。同年私財24億円を投じヤマト福祉財団を設立、精神・身体障害者の無認価小規模事業所の支援を始める。’95年会長を退き財団の理事長に専念、現在は無報酬で障害者の自立支援に当たっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともひろ

9
1960年代から1990年代にかけて社内報はの寄稿を集めたもの。それぞれの時代を感じさせるものがあるが、サービス業のエッセンスが凝縮されてて、読みごたえがあった。規制の壁と常に対峙してきただけあって、常識にとらわれない発想は学ぶべき点が多かった。2016/01/07

後藤だいすけ

6
小倉氏は当時社長として全く驕ることなく常に自社に対して危機感と問題意識を持っていたのがよく分かります。社長だけが危機感と問題意識を持っていても最前線にいる現場の社員にその意識がなければ会社はよくなりません。そういう点で社内報のコラムという形で会社の方針や現況、考えなどを社員に発信するのは素晴らしいのですがまた内容が素晴らしい!本書には小倉氏の考えや意識を社員に伝える文章がたくさんあるので、ここはたくさんパクって私も社員に様々なことを発信しようと思いました。もちろん社員には本書がネタ本であることを隠して…。2015/03/24

大地

5
現代の経営でも重要なポイントを60年代、70年代から言っておられる。常に危機感を持ち、組織を良くしようと行動してきた姿がよくわかります。【やればわかる。やればできる】実践し、結果を出しているだけに説得力がある。2014/03/05

Masami

2
前半はサービス業としての考え方、働き方、会社としてのあり方などが書かれており、後半は会社の経営や考え方へとシフトして書かれている。今の自分には後半部分はまだ必要はないものの、前半部分は改めて勉強になった。なにより、最初に書かれている惚れされるというのはどの産業でも大事なことではあるものの、サービスを生業とするには特に重要なスタート地点ということが分かる。2016/02/07

おせきはん

2
ヤマト運輸の社内報に連載されていた小倉社長(当時)のコラムが収録されています。宅急便事業を始めてから急成長し、会社の規模が大きくなる中で見られるようになった大企業病に警鐘を鳴らし、「サービスが先で、収支は後」と、お客様の立場に立って考える良いサービスの実行の徹底を訴えるとともに、人として正しい行動をとることを求めています。社員同士のコミュニケーションの重要性など、業種、時代に関係なく共通する課題に関する記述も多く、自分自身が仕事と向き合う姿勢を考える参考になりました。2015/10/17

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