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よい上司ほど部下をダメにする

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062118651
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

内容説明

できる部下には好きなようにやらせ、できない部下には熱心に指導する―こんな当たり前のことが、じつはチームをダメにしていた。部下の能力を最大限に引き出し、組織の生産性を高めるための、まったく新しいマネジメントの極意とは。ハーバード・ビジネス・レビュー誌で発表されるや欧米で大反響。組織論で最も優れた本に贈られる米全SHRM賞を受賞。

目次

第1章 「できる部下」が「できない部下」に変わるとき
第2章 間違いだらけの「上司の常識」
第3章 職場を蝕む悪循環
第4章 上司は色メガメで部下を見る
第5章 部下が上司をダメにする
第6章 目に見えない巨大なコスト
第7章 上司を待ち受ける数々の落とし穴
第8章 「できない部下」が目覚めるきっかけ
第9章 うまくいく上司が実践していること
第10章 「よい上司」から「尊敬される上司」へ

著者等紹介

マンゾーニ,ジャン=フランソワ[マンゾーニ,ジャンフランソワ][Manzoni,Jean‐Francois]
INSEAD(欧州経営大学院)準教授。好成績をあげている組織に関する研究プロジェクトを指揮し、変化に直面した個人や組織のマネジメントを研究するかたわら、企業のコンサルティングも行っている。INSEADで「傑出した教員」に三度選ばれる他、研究活動でも欧州経営開発協会(EFMD)の「ケース・オブ・ザ・イヤー」など数々の賞を獲得

バルスー,ジャン=ルイ[バルスー,ジャンルイ][Barsoux,Jean‐Louis]
INSEADシニア・リサーチ・フェロー。専攻は組織行動論で、異文化問題と二者関係を中心に研究している。著作は多く、組織におけるユーモアの利用を論じた本は、経営コンサルタント協会(MCA)より「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた

平野誠一[ヒラノセイイチ]
上智大学経済学部卒。銀行勤務などを経て、ビジネス・経済・金融関連の翻訳に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinichi Sakamoto

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読むと読まないとでは大違い。 マネージメントをする立場の人は早急に読んでください。2013/11/27

issy

0
原題は"A Set-up-to-fail Syndrome"で、上司が「できない部下」とみなしてしまうことにより、実際に「できない部下」になってしまう、自己成就問題を扱った内容。「よい上司」は「できる部下」には委任するが「できない部下」は「できる」ようにするために指導する。それが「できない部下」には「信用されてない」「監視されてる」と受け止められ、意欲下がり「できない」まま、の悪循環に。対策は「腹を割って話すこと」だって。2012/08/23

kuma-kichi

0
なかなか面白いタイトルです。 内容も、タイトル同様面白い視点で書かれています。 よい上司は、あまり仕事ができない担当者に対して、作業の細かなフォローをする。 しかしそれが、担当者のやる気をなくさせてしまい、ますます仕事をしなくなってしまう。 それを上司が見ると、ますます厳しくフォローするようになってしまう、というマイナスの マイナスのスパイラルになり、収拾がつかなくなってしまう、というもので、著者はそれを "Set-Up-To-Fail Syndrome"、失敗おぜん立て症候群と名づけて紹介しています。2011/12/23

Humbaba

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やる気というのは仕事において非常に影響を持ったファクターである.良い上司はそれを知っているからこそ,何とかしてやる気を出させようと指導する.しかし,その指導が必ず有効であるかと言われると,残念ながらその答えには疑問符が残る.2011/03/13

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