内容説明
125ヵ国に及ぶ踏査をもとに、地球環境をライフワークにし、民間大使に任命された著者の初めての全体験、書き下ろし。
目次
第1章 環境保護活動家の死
第2章 死に急ぐ先住民たち
第3章 飢餓キャンプの現実
第4章 砂漠の村のできごと
第5章 東欧の汚染地帯
第6章 中国の二つの大河
第7章 奪い尽くされる海
第8章 南極の緑の大草原
第9章 原発事故の余波
第10章 戦争が奪う人間と環境
著者等紹介
石弘之[イシヒロユキ]
1940年、東京生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、科学部次長などを経て、85年より編集委員。85~87年、国連環境計画(UNEP)上級顧問。94年朝日新聞社を退社し、96年東京大学大学院総合文化研究科教授。99年同新領域創成科学研究科教授。2002年10月東京大学退官後、ザンビア大使。国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国際ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞など受賞
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