機長の真実―墜落の責任はどこにあるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062111195
  • NDC分類 687.7
  • Cコード C0098

目次

第1章 死者続出の航空新世紀
第2章 生死をわけるコミュニケーション能力
第3章 有視界飛行の限界
第4章 機長の心で何が起こったのか
第5章 テロとジャンボ機衝突と男のプライド
第6章 驚愕のヒューマンファクター
第7章 自動操縦と機長の「退屈」
第8章 右と左がわからない!
第9章 なぜパイロットはノーと言えないのか
第10章 航空業界・規制緩和の甘い罠
第11章 安全への道は拓かれるのか

著者等紹介

ビーティ,デヴィッド[ビーティ,デヴィッド][Beaty,David]
1919年、英国人宣教師の長男としてスリランカに生まれる。パイロット、心理学者、歴史家、英国航空学協会会員。イギリス・オクスフォード大学マートンカレッジを卒業後、1940年英空軍に志願し、第二次大戦中に沿岸防備隊のパイロットとして地中海や北大西洋方面の索敵、爆撃、対潜哨戒および飛行試験に活躍し、空戦殊勲十字章(DFC)を二年連続して受勲。戦後1946年空軍少佐からBOAC(英国海外航空)に転じ、大西洋横断航空路の確立に功績をあげる。1948年には初の小説を出版、ベストセラーとなる。1953年、BOAC機長を辞し、執筆活動に専心する。1965年、ロンドン大学で心理学修士号を取得した後、航空機事故のヒューマンファクター研究に尽力。The Heart of Storm,Water Jumpなど、航空関連の著書が多数ある。1999年12月、逝去

小西進[コニシススム]
1937年、大阪府生まれ。大阪府立大学農学部を卒業し、1962年、パイロット要員として全日本空輸(全日空)に入社。フォッカーF27、ヴィッカース・ヴァイカウントやボーイング737などの副操縦士を経て、1972年、YS‐11の機長になる。さらにB737、B767と、25年間の機長歴をもつ。1997年の全日空退職から2000年末まで、同社の乗員室カウンセラーやB767シミュレータ教官として多くのパイロットたちを教育・指導する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みゃご

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人という種が潜在的に備える特性が多くの事故の原因になっている事を多くの事例を交えて説明しています。安全性とコストのトレードオフ・・・、システム導入の場でも延々と失敗を繰り返している状態ですね。2011/09/20

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