子どものための失敗学―人はだれでも失敗するもの

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062109505
  • NDC分類 K159
  • Cコード C0037

目次

1章 記憶は体を使って確実に
2章 手順や行動をパターン化する
3章 途中変更をしたときは要注意
4章 常識も変わるときがくる
5章 痛みを伴う体験によって身につく
6章 先輩の経験に学べ
7章 だれにでも失敗はあるもの

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。工学博士。現在、工学院大学国際基礎工学科教授、東京大学名誉教授。畑村創造工学研究所主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころりん

1
「失敗学」の権威が、子ども向けに書いた対話スタイルの、結構高度な失敗学。 あとがきで「ご自分も失敗の毎日です」とあり、なんか一番ホッとした。 失敗者(わが子)への対応 ・批判や非難したり励ましたりせず、「共感」することが大事。 ・懲罰や原点、体罰などで精神的に追い込むと、失敗を隠そうとするので、失敗をくりかえし、知らずに大きな失敗をまねくことになる。 ・人に話さないことを守って、聞き手になってあげる。 ・親は何でも話せる、子どもの駆け込み寺。精神的な支えがあるという安心感が、子どもの成長、飛躍を促す。2018/07/19

maru

0
前半の忘れ物をしないコツとか、物をなくさないためのコツとかは、子どもが読むにしても、当たり前の内容だったりするかもしれない。けれど、後半は大人に向けての内容になっていて、「親は子どものかけこみ寺になれ」というキーワードは子育て中の親としてはとても大切な言葉に思えた。子どもの失敗は責めてはいけない。その都度責めたりすると、失敗を隠すようになり、さらに大きな2次的失敗が起こる。失敗をプラスに活かす!その精神のこもった失敗学入門本。2012/05/18

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