ぼくはあの戦争を忘れない

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  • サイズ B5判/ページ数 99p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784062109109
  • NDC分類 K209
  • Cコード C0098

内容説明

フランス版『少年H』の物語。ナチス・ドイツ占領下のパリで何が起こっていたか―ヨーロッパの人気イラストレーターが描いた自伝的ノンフィクション絵本。

著者等紹介

ベッソン,ジャン=ルイ[ベッソン,ジャンルイ][Besson,Jean‐Louis]
1932年パリ生まれ。画家の父親をもち、幼いころから画に親しむ。子供時代をナチス・ドイツ占領下のパリで過ごす。その体験が、後に『ぼくはあの戦争を忘れない』に結実することとなる。長じてイラストレーターとして成功。広告、雑誌、コミック、書籍、映画、ポスターなどにおいて、ヨーロッパじゅうで活躍している。また、科学や文化やフランスの歴史などを扱った児童書の文と絵も数多く手がけている

加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年、東京生まれ。ワシントン大学修士号、早稲田大学大学院博士課程修了。上智大学フランス語講師を経て、現在、地域社会研究所理事。加藤恭子ノンフィクション・グループ代表。『日本を愛した科学者』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞

平野加代子[ヒラノカヨコ]
1949年生まれ。学習院大学英文科卒。K・M・G会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

15
だんなさんが借りてきました。ちょっとオタマさんには長すぎるので、抜粋して。戦争についてはかなり色々読んでいるので、だんだん理解が増してきましたが、いまだに今住んでいる場所でも戦争があったことが信じられないそうです。北朝鮮のミサイルの映像を見て説明を望むので、新聞を見つつ説明。上に飛んだらロケットでしょ、と言うのでにやり。軍事産業のからくりの一つですよ、娘さんそれ。今週末じいじに会うから教えてもらって、今度一緒に自衛隊の訓練見せてもらってきなさい。2016/02/09

Cinejazz

13
子供時代をナチス・ドイツ占領下のパリで住み、その頃に見たり聞いたりしたことを、出来るだけ忠実に思い出して、自身のイラスト挿画を織り交ぜて語られた〝戦争の記憶〟・・・「その頃のほとんどの人達は、レジスタンスの味方をするわけでもなければ、ドイツ占領軍に協力するわけでもなく、戦争の終わるのをひたすら待ち望んでいました。空腹を満たし、寒さから身を守り、出来る限り失うものがないように、その日その日を生きていたのです・・・」 一方で〝多くの人々にとっては、もっともっと悲惨であったという事実を、忘れてはいけない〟と。2022/08/11

おはなし会 芽ぶっく 

2
子育てと絵本の講演会2014/06/09

buccoroli

1
しみじみよかった(´_ゝ`)2019/11/15

蒔葉

0
☆☆2009/03/08

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