完全無敵の老人学

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062108690
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

内容説明

気鋭の老年内科・精神科医と民俗学者が、それぞれ気魄に満ちた論稿を執筆、その論稿をもとにさらに対談を重ねた異色の「生き方」「老い方」「死に方」研究。

目次

第1章 老人よ、刺激を求めよ
第2章 ひとりで「身じまい」をする、ということ
第3章 痛快老人列伝―フロイト、今東光からいかりや長介まで
第4章 不良老人のすすめ
第5章 「七五歳で定年」という、あるべき人生

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪生まれ。東京大学医学部卒業後、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、現在は精神科医

大月隆寛[オオツキタカヒロ]
1959年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、成城大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。民俗学者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさー

1
民俗学者の大月隆寛さんと精神科医の和田秀樹さんの「老人」をテーマにした論考と、それをテーマにした対談が収録されている作品。2001年の作品ではありますが(なので「後期高齢者」という概念はない)、古さは感じさせません。どちらの文章にもしっかり体重が乗っていますし、対談も非常に面白いです。2024/03/07

shushu

0
2001年の対談のためか今より牧歌的というか楽観的な雰囲気。老人と勤労世代の対立はまだ表面化していないし、経済の疲弊もまだまだ目立たなかったのか。大月氏の話の地方競馬で厩務員として働くような人の話は興味深かった。病院に行かず、病気で入院するようなときが死にどきだとか。それに「無法松の一生」の原作本と映画の違いとか。主人公のキャラも筋立てもかなり違う。2014/05/14

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