内容説明
若くして福祉の充実に懸命に取り組んできた著者が、国会議員になって改めて知る福祉への無策・無関心。リアルタイムで発信されるメールマガジンの日々の記録のなかに、現実からあまりにも懸け離れた政治の姿があぶり出される…。
目次
第1章 国政に福祉の風を!―街頭演説に学ぶ
第2章 国会は福祉のことを考えているか―踏み出した第一歩
第3章 福祉先進国スウェーデンで考える―日本との落差
第4章 国会議員の仕事は何か―勉強、挨拶、地元との往復…
第5章 やっと国会が正常化したが…―介護保険はたった4時間の議論
第6章 未来を開け!メールマガジン―参加型民主主義の実験
著者等紹介
山井和則[ヤマノイカズノリ]
1962年生まれ。京都大学工学部卒業後、同大学大学院工業化学科修士課程修了。1986年から(財)松下政経塾で高齢者福祉を研究したのち、’91年から2年間スウェーデンに留学。帰国後、奈良女子大学専任講師、立命館大学大学院講師を経て、現在、衆議院議員、やまのい高齢社会研究所所長。主著に『体験ルポ 世界の高齢者福祉』(岩波新書)、『体験ルポ 日本の高齢者福祉』(共著・岩波新書)、『スウェーデン発 住んでみた高齢社会』(ミネルヴァ書房)、『グループホームの基礎知識』(リヨン社)、『家族を幸せにする老い方』『転ばぬ先の介護ハンドブック』(ともに講談社)などがある
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