日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ

日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062100373
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

内容説明

いまこそ、真実を知り日本再生の大変革を!!「無能な秀才」を中枢に置くシステムが、日本を敗戦に追い込んだ。50年後、またしても同じ敗因によってもたらされた経済敗戦。この「日本のシステム」を葬らねば、今後もあらゆる分野で敗戦は続く。

目次

第1章 「敗因」は腐朽官僚制にあり
第2章 真珠湾攻撃に始まった日本の「敗因」
第3章 ヴェンチャーであった「ゼロ戦」
第4章 勝てなかった日本のシステム
第5章 歴史に学ばなかった国の悲劇
第6章 戦後も脈々と続く「敗戦のシステム」
第7章 戦後日本経済に吹いた「神風」の正体
第8章 どうすれば勝ち残れるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

34
太平洋戦争の真の敗因は日露戦争の勝利にあったというのは通説ですが、本書では太平洋戦争の「勝てたかもしれない勝因」の研究を行うことで、現代政治へ批判書を突きつけます。事実の論証が不十分なため、歴史書としてはあれっと思うところもちらほら。先の戦争を科学的に研究し、経済的に「勝てる国」にするための改革を、という視点が新しいです。あ、本自体は古いです。2018/09/09

nobody

7
先人は偉大であり、日本社会の愚昧は永久に続く。タイムスリップして小室を戦前に連れていけば日本はあの戦争に勝てたんじゃないかと短絡する向きにいっておく。小室だけが気付き、他は全員気付かない。そして事態は全て小室と逆の方に推移していく。確率論から見て小室の所論が成立しないのは自明である。ミステリーを読了した上で、探偵や被害者にあの時ああすればよかったのにとか、犯人に探偵も殺すべきだったのにとか御託を並べる奴を誰もまともとは看做さないだろう。小室がそれである。探偵らにはその時の情報しかない。小室にはその後何十年2023/08/18

Tomo

7
古い本ですが、小室節はやはり痛快。今の知識からすると、コミンテルンの謀略については流石の小室先生も見抜けなかった訳ですが、卓見な考えに溢れていて面白く読めます。2017/10/23

しゅわっち

4
昔のの話なのに、今日本で起きてる問題と同じであるのを感じた。問題の原因は、官僚の責任不在により発生している。。それでもある程度まで行っているので、良しとするか、もっと良くするべきか問われているように感じた。著者は、教育改革を唱えている。たくさんの人が、現状の問題点を意識し、憲法改正後、現状制度の見直しの中に教育改革も必要となることを願うように感じた本でした。私は、たくさんの人が、何かを変えなくてはいけないという問題意識を持ってもらういたいと触発させる本でした。2018/09/20

有無

3
歴史から学ぶとは何かということを気づかせてくれる。軍隊から、歴史的失敗から学べることは多くある。問題を推理することで、対処のための一側面を手に入れることができる。2011/08/01

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