内容説明
「食べること」「忠臣蔵」「お金」「二十世紀とは」…おもしろくて、ためになる清水ハカセの名講義にご存じ西原セイトの猛毒の突っこみが。
目次
それにつけても土地のほしさよ
ニッポンよニッポン、あーあニッポン
思えば何でも食うもんだ
自由について自由に考えてみる
吉良上野介ゆかりの吉良へ行く
脚力の問題
お金にまつわるエトセトラ
オランダ人の謎
二十世紀はこう始まった
家族甘いかしょっぱいか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
7
人は移動するもの、っていうのが面白かった。なるほど、飽きるのか冒険心なのか、まあそういう動物なんですね2016/11/14
アルパカ
4
オランダ人についての考察が面白かった。何故英語で割り勘のことをレッツゴーダッチ、他にもダッチロール、ダッチワイフなどというのかよくわかった。17世紀には経済的にとても隆盛で宗教でもカトリックもプロテスタントも差別せず、ユダヤ人も受け入れた。(ユダヤ人は金融業に向いていて豊かさを極めた)あまりにも豊かだったゆえのヨーロッパ他国からのやっかみだったのだった。他に忠臣蔵で憎まれ役になってしまっている吉良上野介も愛知の地元では名君、など。2018/12/14
にこにこ
4
1冊目は読んでないんだな。図書館だとよくあることだけど。2010/07/17
yk
1
「思えば何でも食うもんだ」これが一番面白かった。ハクサイなんてそうとう昔から食ってただろって思ったら全然最近で、とか。つーかゴボウは日本人しか食べないの!まじか!しかも外来種で、いったい何の為に伝わってきたのだろうか。漢方かな??そう考えると今は色んな種類の食べ物があるなあ。2013/12/26