20世紀は人間を幸福にしたか

20世紀は人間を幸福にしたか

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062081597
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

子どもの危機は何を訴えているのか。ものの豊かさはなぜ心を蝕むのか。科学技術の時代になぜ「たましい」か。衰退はなぜ繁栄から始まるのか。日本はいったいどうなるのか。8人の知識人による素描(エスキス)。

目次

科学の世紀と「たましい」
私のいのちは私のもの
「知の組みかえ」の時代
「五つの終わり」のあとに
民族・宗教・文化の「脱異境」へ
能力主義(メリトクラシー)からデモクラシーへ
第三世紀文学登場で真の世界文学へ
「安全」こそ科学技術の中心課題
子どもの危機からの警鐘

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

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月刊『現代』’96年6回連載の世紀末回顧物。“原子力の世紀”、医療にレントゲン線として使われたまでは良かったが放射能症を認識せず、ついで連鎖反応の強大なエネルギーはまずは兵器として降伏を既に欲していた日本にぶつけられ怨みは今に残る。地球人口は数倍になった、資源獲得戦争は話し合いで防止できるだろうか。石油の枯渇はもう直、遅かれ早かれ使い切るまでには環境汚染が半端でない。「アメリカにも質素倹約の慣習はあるし食べ物も住宅も安いのに国としての貯蓄率は低い。何に遣っているんだろう。日本人はなぜ貯金ができるんだろう」2013/02/16

五十嵐実

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専門家八人との対談を通じて20世紀の特質と問題点について語る内容 簡潔な言葉の中に、深い識見と洞察があって考えさせられた ・科学の世紀と「たましい」河合隼雄 ・私のいのちは私のもの星野一正 ・「知の組みかえ」の時代中村雄二郎 ・「五つの終わり」のあとに高坂正堯 ・民族、宗教、文化の「脱異境」へ樺山紘一 ・能力主義からデモクラシーへ伊東光晴 ・第三世界文学登場で真の世界文学へ加賀乙彦 ・「安全」こそ科学技術の中心課題村上陽一郎 ・子供の危機からの警鐘河合隼雄2024/04/08

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