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岸信介

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062080576
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

A級戦犯容疑者の烙印を押された人物は、なぜ戦後10年余りで最高権力者の地位まで昇り詰め、安保改定に執念を燃やしたのか。「安保宰相」の波瀾の生涯。

目次

プロローグ 長い残照
第1部 「妖怪」誕生
第2部 大生還
第3部 鷹の選択
第4部 安保に死す
エピローグ 「不死鳥」の昭和史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

37
20年近く前に書かれた岸信介に関する評伝です。最近、阿部首相になられてその祖父ということでこの数年岸信介に関する書物が増えていますが、むかしはそんなになかったような気がします。この本はその先駆けのような感じで最近の本に比べるとかなり詳しく書かれている気がします。戦時中に関しては様々な問題があったのでしょうが、先を読む力というのは優れていたと思います。2015/04/04

Willie the Wildcat

33
満州赴任の3年が、その後の政治家の土台となる統制派。対峙、迎合の怒涛の政争を生き抜く。常勝ではないが、天運も味方。確固たる国家観というより、国家運営そのものが政治家としての目標かのような印象。「55年体制」と言うべきか。一方、つきまとう金権政治の疑惑。政権の盥回しも含めたフィクサーの感。これが”妖怪”たる所以。それにしても”濾過器”ねぇ・・・。2015/03/07

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