目次
初球ストレートは大リーグへの力勝負宣告だ
初ＫＯの貴重な体験を胸深く刻め
捕手とのコンビネーションが投手の死命を制す
スタンディング・オベーションで迎えられた１４奪三振の好投
コミュニケーション不足が招いた連係プレーのミス
メジャー側の挑戦を受けて喫した初黒星
ライバルの祝福に実感したメジャー初勝利
ピアザの好リードがもたらした２勝目
“ドクターＫ”を維持する調整法をつかめ
対角線攻めで必勝パターンをつくれ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
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今では珍しくないＭＬＢでの日本人の活躍ですが、その扉をこじ開けた野茂英雄の一年目の全公式戦での江夏氏による記録。韓国人初のＪリーガのノ・ジュンユンが尊敬するスポーツ選手として野茂英雄を挙げていたのを改めて思い出させる。野茂は多くを語ろうとはしていない様に感じる。人としての考え方や、先輩ピッチャーとしての投球術を江夏氏が野茂に敬意を払いながら、書いているところに江夏氏の凄さが垣間見られる。自身の刑務所での生活にも少し言及している。何度も思うが江夏氏が、プロ野球界に指導者として活躍できない現状が悔やまれる2013/03/22
lonely_jean
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野茂はすごかった、と最近のストーブリーグについて話している時に母がふと呟いたので読んでみた。当時、私は小学生で、野茂のことは、お尻の大きい人、という程度にしか認識していなかった。どれだけすごかったか、20年数年を経てようやくわかった。大投手の解説でそれを知れたのだから、ラッキーだ。2021/01/24
