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内容説明
広河隆一がカメラで追いつづけたチェルノブイリ「10年の軌跡」。「私たちの生命の火を消さないで…」。1986年4月26日。人類最大の危機から10年、子どもたちは何を目撃し、何を犠牲にしてきたのか。
目次
1 失われた人々
2 不安
3 残された人々
4 消えた村
5 異変
6 タチアナ
7 病の子どもたち
8 早すぎた死
9恢復へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すずえり
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事故後のチェルノブイリ周辺の写真と生活の様子が収められている。 どうすればいいのか答えがあるわけではないけど、これが現実なのだと認識しなくては。2013/07/18
おのゆ
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同じ著者の「チェルノブイリ報告」の取材の写真が多数掲載されているので同時期に読むことをお勧めします。2012/07/27
丸尾聡
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この本が出版された1996年はチェルノブイリの事故から10年後。当初言われていたよりも、はるかに多くの健康被害、特に子どもたちへの影響が明から様になってきた時代。写真の子どもたちはどこか暗い。そして、末尾の「地球がくれたエネルギー」という文章には、いよいよ日本でも自然エネルギーへの変換が経済界でも始まり、脱原発への流れが強まると書かれている。それから15年、私は何をやって来たのだろう。この国は何も変わっていない。2012/01/27
あんこ
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写真集に近い。原発の危険性、日常が奪われていく悲しさ、将来への恐怖。何故このメッセージに3.11前に気づかなかったんだろう。2011/05/04