天空の蜂

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天空の蜂

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  • サイズ B6判/ページ数 497p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062077040
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

天空の蜂はいかなる毒針を刺そうとするのか。前代未聞。原発を揺さぶる空からの脅迫圧倒的迫力で描くクライシス・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

78
立石岬の灯台がまだ立石埼灯台と呼ばれていた頃の話。厚さに怯まずほぼ一気読みだった。2015/03/08

ミーコ

70
さすが東野さん 専門用語が沢山 出て来て難しかったけど、グイグイ引き込まれました。20年も前に書かれた作品とは思えない・・・ 子供を救出する場面では映像を観てる様にハラハラ‼ 原発について深く考えされられる1冊でした。三島の子供の事を思うと胸が苦しくなります。感慨深い内容でした。2015/07/20

ゆうゆうpanda

53
1995年の初版を図書館で借りて読了。紙は古びていたけどその内容の新しさに驚愕。東野圭吾は預言者なのでは?リモコン操作で奪われる巨大ヘリ。人質は高速増殖炉の原発。たまたま取り残された少年の救出劇で前半を盛り上げ、ほっとさせておいてから原発の闇を深くほり下げていく。原発は爆発するのか?「いやそもそもあってはならないことだから想定されていない」本書では核燃料プールの脆弱性を最後に指摘して警鐘を鳴らしている。しかし、実際にはそれ以上のことが起きてしまった。神話に酔って心配することを忘れてしまった代償は大きい。2015/09/27

momo3626

47
久しぶりの、東野作品。リアルな蜂の、表紙に思わず見入った。 さすが、理系の作家さん。前半、原発関係の専門用語が、詳しくて長く、中々読み進めずらい部分もあったが、後半映像が、目に浮かぶようなハラハラした展開に、臨場感をもって一気に読了。 なんといっても、この作品が、20年前の作品という点に大変驚かされた。状況は、違えども、「今日」を予知していたみたいだ。「原発」につて、無関心でいることは、一番ずるいことだと、改めて思った。 原発再稼働前の今だからこそ、重みが感じられる。 映像化にも、期待。2015/05/20

けい

45
映画の試写会が今週に迫っているので、原作を一気読み。著者の東野さんは原発安全神話に20年も前から警鐘を鳴らしていたのですね。3.11後の今だからこそリアルに感じられる原発問題です。2015/08/30

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