内容説明
生きてるってことは、朝。夜はいつか、朝になる。美しい愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chikara
41
20振り位の再読です。『明るく振る舞えて、感謝する心を忘れない人間は、きっと勝つだろうな。いっとき、地獄でのたうつような事態が生じても、その地獄のなかで勝つ。そんな気がするよ。』 励まされます。こんな素晴らしい言葉を忘れていたなんて!2014/06/10
美雀(みすず)
29
奥さんの遺志を継ぐことは素晴らしい事だと思いますが、やっぱり愛人とは別れないのね。愛人も亡くなった奥さんに勝てないと思う。どうしても好きになれなかった二人ですが、家族とは上手くいっているみたいなので良しとしよう。輝先生ゴメンなさい。でも作品自体は面白かったです。2014/01/14
hiromura
5
平成4年~5年、日経新聞に連載されていた小説の下巻。主人公の恋愛や、親子の話し合いなど、気になる言葉はいくつかあったが、82歳ゴルフにのめりこむ大垣老人の過去がわかる手紙の登場は謎だった。2016/06/30
だけど
2
サラリーマンが憧れる。という他の方の感想を目にして、ストンと作品が収まった気がします。私の中で。2014/09/20
Dutsuncompe
2
何とも言えず、面白い本だ。宮本輝の本は最高です。2012/08/11