出版社内容情報
恐怖と暴力―中国史上最強の暴君=マオとは何者だったのか!?
「自分のためにはいくら人が死んでもいい」――自らへの絶対服従ち果てしなき権力への欲望。中国の軍事大国化をひたすらめざし、世界の超大国となる野望を抱き続けた「皇帝」毛沢東。
全世界で1,000万部『ワイルド・スワン』の著者ユン・チアンが、旧ソ連機密を含む膨大な資料調査と数百人に及ぶ関係者インタビューを基に描く激動の中国革命史。
【著者略歴】
1952年、中華人民共和国四川省に共産党幹部を父親に二女として生まれる。14歳で紅衛兵を経験したあと、農村に下放される。のちに四川大学英文科の学生となる。1978年にイギリスへ留学。『ワイルド・スワン』の原著(英文)は1991年にイギリスで発行され、全世界でベストセラーを記録、日本語版だけでも300万部以上を売り上げた。