顔に降りかかる雨

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062066686
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

大金を持って消えた親友の行方を追う私の前に、謎また謎が…。第39回江戸川乱歩賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu@十五夜読書会

47
初、桐野 夏生さん、探偵村野ミロシリーズの第一弾。主人公の村野ミロの親友で、ノンフィクション・ライターの宇佐川耀子が、彼氏成瀬から預かった大金をもって姿を消した。成瀬に大金を貸した極道の親分に疑いをかけられたミロは、耀子の彼である成瀬と共に耀子の消息を追うが……。耀子の仕事関係者取材先・弟子として事務所に勤めるゆかりと色々な伏線があるが、一番怪しい耀子の彼である成瀬が大どんでん返しの主人公では、推理の醍醐味が薄れた。ミロの父親探偵?の役割は助言だけで活かされていない。江戸川乱歩賞受賞作って・・2013/04/18

ミツツ

31
懐かしのDCブランドやなかなかのフェティシズムとか反社絡みなんかがチラチラしていて、濃い。江戸川乱歩賞って著者の写真がドドーンと掲載されているけど、そのせいか主人公の村野ミロが桐野夏生さんのお顔でイメージされてしまった。とても面白かったのでミロシリーズを読もう。2020/08/22

てふてふこ

22
ミロシリーズラストのダークが面白かったので、初めから再読です。ハードボイルドと言われてるけど、そんな感じはしません。友達思いの至って普通な女性。その後を知ってしまってるので成瀬との出会いは興味深かった。父との確執も今作では特になし、でしたね。2015/05/30

4fdo4

13
うーん 構成がちょっと偏ってしまっていて 前半は進展がほとんどなく 最後の30%ぐらいで怒涛の展開となる。 あまりこれは好きなパターンではないかな。 荒削りな感じ どんでん返しがあるんだろうなぁと思いながら読んでしまう。 ちょっと残念2018/01/07

千穂

13
親友、燿子が大金と共に失踪する。徐々に明らかにされる真相。死体愛好家って?余りにグロテスク。最後に明かされる真実は意外でしたが、登場人物の心理描写も興味深かった。女探偵村野ミロのシリーズはまだあるのね〜読んでみようかな?2015/10/16

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