快楽亭ブラック―忘れられたニッポン最高の外人タレント

快楽亭ブラック―忘れられたニッポン最高の外人タレント

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062057387
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0098

内容説明

ご存じですか、快楽亭ブラックのことを―。青い目の落語家として、一時は三遊亭円朝と天下の人気を二分しながらも、さびしい晩年を迎えざるをえなかったブラックは、ラフカディオ・ハーンとほぼ同時代に生き、そしてハーン以上に、日本文化に多大な貢献をした人物です。ブラックと同じくオーストラリア生まれの著者が、その足跡をたどりながら、波瀾万丈の生涯を描き出します。

目次

第1章 幼い日の記憶
第2章 模索の時代
第3章 転機
第4章 生涯最良の日々
第5章 新しい世紀
第6章 失意の歳月

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tjZero

1
明治期にオーストラリアから来日し、落語家になったヘンリー・ブラック(芸名・快楽亭~)の評伝。歌舞伎の舞台にも立ち、奇術や催眠術もこなし、本邦初の指紋捜査を駆使したミステリを書いたりもしている。そのマルチな才能で国境を飛び越えたメトロポリタンの活躍を活き活きと描き出す。「彼は日本人でも外国人でもなかった。彼は、芸人であり、スターだった。彼はまさしく日本最初の外人タレントだった」(P.210)。2020/11/14

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