内容説明
心を揺すられた本、その思いを伝えたい。文学、ミステリー、伝記、フェミニズム、ドキュメント、詩集など７０冊余の書評と読書エッセイ。本の扉の向こうに広がる豊かな未知の世界へ。
目次
読書の時間
借りたままの本
若い女性のおじさん化 岩川隆『どうしやうもない私』
女のナルシズム 上野千鶴子『スカートの下の劇場』
享楽的で知的な絵画鑑賞 木村尚三郎『世紀末泰西風俗絵巻』
ディズニー映画の帝国主義 小野耕世『ドナルド・ダックの世界像』
写真家ダイアン・アーバス伝記 パトリシア・ボスワース『炎のごとく』
若手女性作家の年齢の付加価値 藤村由加『人麻呂の暗号』〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
5
私みたいに乱読するのではなく、一冊を丁寧に読んでいると感じた。関連する本もすぐに参照したり、比喩にうっとりしたり、本当に読書が好きなんだなぁと。選ぶ本の傾向も全く違うので、面白かった。2021/02/03
うーちゃん
0
古本屋さんで手にとって買った本です。美人作家だったのはなんとなく覚えてました。意外と社会派な一面や、うっすらとしたナルシシズムも感じられます。気軽に読める一冊。2013/11/29
