正義と嫉妬の経済学

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正義と嫉妬の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062051309
  • NDC分類 331.15
  • Cコード C0036

内容説明

市場社会は交換の関係を基本にして動いている。そして人は市場を舞台にして自分の利益を追求するが、ここでは何よりも「交換の正義」が守られる必要がある。それと同時に、ゲームの結果が不平等である限り、人は他人の様子を見て不満を抱き、嫉妬に動かされて「分配の正義」を問題にする。本書はこの「正義と嫉妬」の世界、とりわけ日本社会を観察して、その成功や愚行の秘密を分析しようとする経済学であり、また倫理学である。

目次

第1章 日本型資本主義の経済倫理学
第2章 税金の経済倫理学
第3章 バブルの経済倫理学
第4章 日本的勤勉の経済倫理学
第5章 日本型民主主義の経済倫理学
第6章 教育の経済倫理学
第7章 階級の経済倫理学
第8章 男女関係の経済倫理学
第9章 子供と家族の経済倫理学
第10章 贈与の経済倫理学
第11章 消費の経済倫理学
第12章 模倣の経済倫理学
第13章 アメリカ資本主義のビジネス・カルチャー
第14章 国際摩擦の経済倫理学
第15章 地球環境と人口の経済倫理学
第16章 資本主義の経済倫理学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rieko

1
もっと経済学的な内容かと思ったら、社会学的なエッセイ調のものでした。書かれたのはバブルまっさかりのころで、このころに起こったパラダイムシフトを再確認するのにはいいかもしれません。「しのごの言ったって、現実はこうだよね」みたいな本です。2012/06/16

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