出版社内容情報
【内容紹介】
なつのあいだ、ずっとかぶっていたむぎわらぼうし……。しおかぜのしみこんだしろいむぎわらぼうし……そのむぎわらぼうしが、もういちどるるこをなつのうみにさそいます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
13
いせひでこさんが網膜剥離の手術を受ける前の作品で絵本にっぽん賞受賞作 サルスベリ咲く晩夏に夏の思い出を反すう 1985刊2019/04/05
ツキノ
10
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・82 竹下文子×いせひでこ。るるこのむぎわらぼうしには夏の思い出が。海の色が美しい。幻想的な雰囲気がいいのだけれど、おばさんの家に行こうというおねえさんががみがみ言っているのがなんだかなぁ…2017/06/21
ごまらーゆ
3
幼い頃、周りに構わず自分の好きな世界に入って行く経験そのままの本。思う存分浸ったあとで現実に戻り次のステップにすすめたっけ。その感覚を示してくれた本ははじめてかもしれない。P9の女の子のたたずまいが良い。2014/04/16