感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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i024、それほど網羅的な内容でもなく完全に通史の体裁でもないながらいわゆる「大衆文学」を存在しているものとして扱っているだけでだいぶまともな内容かな…。というよりプロレタリア文学にはその前哨として詩人と社会活動家の交流があるところを全カットされていたので触れていてくれてわかりやすく良かったです、小説と関わる部分だけだけど戯曲も語っていたしね。というか昭和初期にすでに「純文学の失速」とされていてそのために大衆文学とプロ文がその後釜となったって始めて聞いた…。まあ、この後実際に純文学が触れられなくなるよね。2018/07/08