出版社内容情報
日本美術の流れがわかる時代区分を重視した体系的な編集。豊富なカラー図版と、国際化の時代にふさわしい視点による編集により、美術品や文化財への興味が倍増する本格派美術全集。
内容説明
ヨーロッパ帰りの気鋭の画家によって新風がもたらされた洋画と、東西の巨匠や若手らが美を競った日本画。これに近代彫刻の傑作を加え、明治後期から大正の日本美術を再現する。
目次
ヴィジョンの変革と深化―明治後期から大正の洋画
天才を出現させた時代―明治後期から大正の日本画
上村松園と女流画家の系譜
ジャポニスムの里帰り
人物赤裸画から裸体画へ
西洋人の眼が見た洋画と日本画
モニュメントの創出―彫刻の近代化と銅像