わくわくライブラリー<br> 花の館に

わくわくライブラリー
花の館に

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784061956445
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

「この家にも、プチピエールさんにも、なにか秘密がありそう」。見知らぬ老人、プチピエールさんからの招待で、いとこの正子ねえさんや朱理とスイスにきた千佳は、この旅行にかくされたなぞをさぐりはじめたが…。小学上級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

11
6月の子供の本の読書会課題本。スイスに招かれた三人のいとこ。初日から留守にしている謎めいた人物、鍵のかかった部屋の秘密とは。挿絵が緻密でいい感じ。美しい庭や山々、てくてく歩いて行って隣人に牛乳をもらったり日本とは違う風景に癒される。ただ、オチは大体想像通りだし、生活感のないお話だった。謎の中心にいた人の過去の行動は眉をひそめるようなものだったし、母親の苦労を考えなかったの?他のやりようがあったんじゃないの?あまりにも身勝手で思いやりがない、ともやもや感が残った。こういうお話にしてはつまらなかった・・・。2014/06/22

雪丸 風人

6
”このスイスの旅は、なにからなにまでおかしいことばかりだ”おばあちゃんの古い知り合いからいきなり舞い込んだ招待状、大人たちがひた隠す旅の真意、招いておきながらぶっきらぼうな老人、あえてしまわれた写真や絵、そして徹底的に用心された開かずの間・・・。好奇心旺盛な小6の女の子が、いとこたちと訪れた花盛りの洋館で、どきどきするような謎解きに熱中します。「この家にいるのはもう嫌」とまで感じていた主人公が、最後には晴れやかな気分で旅を楽しもうと思えるようになるところが良かったですね。(対象年齢は11歳以上かな?)2020/11/07

あおき

4
とあるフランスの小さな館に、なぜか招待された主人公たち。花と洋館の可愛らしいメルヘンな舞台だが、漂うのは冒険とミステリの匂い。なぜ自分達は招待されたのか?なぜ大人逹はそれを許したのか?そして招待したこの館の主人は何者なのか…?旅を通した子どもの成長物語(特に小学校高学年向け)は大好きだが、その中でもトップクラスに面白かった。とにかく美しい物語。2013/03/18

めぐみこ

4
千佳と同じくミステリー好きの小学生だったため、ぐんぐん話に引きこまれた。態度のおかしい従姉と母たち、夜間の館の人の気配、家族の誰とも似ていない朱理…。ページをめくり謎に迫っていくドキドキ感がたまらない。

虹の谷

2
いせひでこさんの挿し絵がいい以外に取るところがなかったなぁ〜(;^_^A 捜索のドキドキ感はあったけど(鶴の恩返しや浦島太郎的な開けてはなりませんよバナシ)伏線からオチも想像ついたし2013/07/28

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