出版社内容情報
【内容紹介】
二重革命――フランス革命とイギリス産業革命を中心に、ヨーロッパ近代社会の成立を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIRACLE
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1700年初頭から1870年までの約150年間の、いわゆる、ヨーロッパ近代の歴史について、フランス革命とイギリス産業革命という二つの革命を軸に概説した本。本書の良いところは、農村と都市の生活とその変化について、「静」から「動」へという視点で、とりあげていることだ(おそらく、後者の革命を説明するためだと思われる)。この補助線を引かないと、近代ヨーロッパについて、筋の通った理解は、困難だからである。本書は、文章量は少ないが、この時期の政治・経済的にも複雑な歴史について、俯瞰できる良書である。2015/03/16
うみ
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『ヨーロッパの革命』と題する通り16世紀後半~19世紀前半のヨーロッパの歴史が豊富な図と共に読みやすく書かれています。 やはり教科書などと比較しても必要な記述が省略されてないので一連の流れがきれいに頭の中に入ってくる感じがありました。2013/08/24
水無月十六(ニール・フィレル)
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大学二次試験対策と称してほぼ一日かけて読みました。最近の事ですが、あの頃はバカでした。2013/02/07