内容説明
古賀門下の俊才猪俣公章氏は演歌のヒットメーカー。「港町ブルース」「おふくろさん」「千曲川」「ふたりの旅路」「空港」など代表作は多数。作詞家としての山口洋子氏とのコンビも長い。息の合った2人による「演歌のこころ」談義は卓抜。「大阪ラプソディ」「知りすぎたのね」「愛の始発」「望郷」「柔」「無法松の一生」「兄弟船」「昂」「北酒場」など100曲を収録する。
目次
なぜ漫才師の歌は売れるのか
歌い手が別人にみえる時
名曲ほどすごい話がある
これなら私にもうたえる
男の歌にも2種類ある
まずヤマ場を探せ
聴く人の目も耳も奪えるか
古賀メロディの意外
いい気分にさせる苦労
はるばると伝えるコツ
恥をかきやすいこの歌に注意
二枚目だったら受けてません
歌にも句読点が必ずある
強くうたう歌ほど弱くうたう
歌にも年齢がある
男の匂いの表わし方
うまいと思ってしまう錯覚〔ほか〕