講談社文庫<br> 君は天皇を見たか - 「テンノウヘイカバンザイ」の現場検証

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講談社文庫
君は天皇を見たか - 「テンノウヘイカバンザイ」の現場検証

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061835276
  • NDC分類 288.41

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

11
毒舌ビートたけしは言いたいことを自己規制するからテレビに出て収入を得我々は享受することができる。もしタブーを自由に語れば流通にはのれず、中核派の「前進」のように誰にも伝わらぬことになる。バイアスを斟酌して受け取らねばならない。その前提の上で採るべきはまえがきの「“民主憲法”だというのに第一章第一条のしょっぱなから『天皇』という文字ではじまることのうっとうしさを感じた。その思いはいまもってかわらず、私と同時代人である皇太子を見ていると、なおさらうっとうしい」と「聞き書き・陛下さま この金いりませぬ」である。2018/09/01

0
Y-202005/06/25

ぼっせぃー

0
「テンノウヘイカバンザイ」「聞き書き・この金いりませぬ/故郷喪失」「思召の構図」。ひとはこの茫漠とした生の中で、何かしっかりとした足場を探して藻掻き、そこにかつては“天皇”という肥沃で雄大な、神秘の大陸があった。それが一夜にして没した時、再び多くの人が溺れることになった。元々別の足場を持っていた人もいたが、そういう人々にも勿論沈没の波しぶきあった、と読むこともできる。令和の世で天皇制は児玉が指摘したとおり中身を入れ替えても成立するstableな構造に過ぎないが、だからこそ皆代替物を求めているのだろう。2020/09/08

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