出版社内容情報
【内容紹介】
イラン・ジャパン石油化学会社に東洋曹達から出向した山中は当初このプロジェクトに批判的であった。その彼が考えをかえたのはバンダル・シャプールに向かう飛行機の中で、赤々と天を焦がす7本の炎の柱をまのあたりにした瞬間である。激動の中東に命を賭けた逞しいオイルマンたちの、感動経済巨編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FujiSan
1
上手くいかないことが分かっているだけに、ポジティブにも読み進めず、読了まで時間がかかった上に、やっぱり結局面白くない2017/12/24
カープ好き
0
☆☆☆☆2015/06/10
川越読書旅団
0
★★☆2010/09/10
コサトン@自反尽己
0
序盤は専門用語や登場人物の複雑さに悩まされ、暑い日が続いたりでペースが落ちましたが、後半は一気読み。 ロマンとリスク、日本流とイラン流の違い、オイルショックやイスラム革命など、事実をモデルに描いてる作品だけあり、惹きつけられるものがありました。 グローバルだなんだと言われて久しいですが、文化や宗教の違う国と理解しあい歩を進めるのは大変なことであると改めて感じた思い。 一方で主人公・山中から発する熱き思いは忘れてはならぬことだなと感じたりも。【古】2009/07/19