講談社ノベルス
零崎人識の人間関係―無桐伊織との関係

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061826809
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報



西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他

[タケ]
著・文・その他

内容説明

「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。兄妹になったばかりの零崎人識と無桐伊織は人類最強の請負人・哀川潤を勝算を持って襲撃する。しかし結果二人は彼女の『仕事』に巻き込まれる羽目に!向かう場所は“殺し名”序列二位、闇口衆の拠点・大厄島、向かう敵は生涯無敗の結晶皇帝、六何我樹丸!新青春エンタの最前線がここにある。

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くろり - しろくろりちよ

76
『人間』シリーズ最終作。『戯言』シリーズのスピンオフ、零崎一賊のお話。『人間関係』は四冊同時刊行だそうです。【出夢】→【伊織】※ネタバレ注意※崩子ちゃんが萌太くんを失ったその後、どうやって折り合いをつけるのか…闇口衆の拠点に乗り込んで。人識は置いといて、伊織ちゃんは必死の必至で殺意を飲み込んでおちゃられけて。気の置けないようで実は追いつ追われつ、双識のさすが妹。人識とは一緒に生きていって欲しいなー、と今後の願望でした。2012/02/11

ちはや@灯れ松明の火

58
帰る場所なんて邪魔くさいと思っていた。近すぎて鬱陶しい、家という檻、絆という鎖、身内という軛、緋色の呪縛から解き放たれるのを求めていた、筈だった。崩れ落ちた日々の残骸。どれだけ大きな掌で護られていたか、家族の存在を空気の如く当たり前に感じていたかを喪って初めて識る。けれど廃墟からも芽は萌す。妹たちは兄の遺した意思の証を受け継ぎ、弟は新たな家族を託され兄へと変わる。繋がっていく人間関係は縦横無尽に織り成されて賑やかな模様を描く。独りじゃない、家族が居る、帰る場所がある。だから何処へでも行ける。2010/06/10

そのぼん

41
相変わらずキャラが濃い・・・。対決シーンやらなんやかんやあって解ったような解らんような感じでしたが、会話の部分が面白かったので、楽しめました。2012/11/09

ぺぱごじら

35
やはりこの兄妹の前に立つべきは「最強」(笑)。「兄から妹」「妹から兄」への想いが、近しい仲だからこそ、どこか水臭くなるところを、一言でぶった斬る「真紅」はやっぱり格好いい。また人識が周囲の家『賊』から理解されず、また家賊を理解し得ない理由を言い当てたのが、実はあの方だったとは驚きました。「ネコソギラジカル(下)」での、あのがいーちゃんへ問うた意味合いはこれだったんだなあ。人識の人生は「切なくて刹那い」ものになるのでしょうが、家賊の意味を『識った』この後、「何かがどーにか」なればいいなと感じます。2010/03/28

ソラ

34
これは人識くんが貧乏くじを引くシリーズなのだろうか。何だかんだ言いながら伊織ちゃんと崩子ちゃんのために戦う決意をした人識が大好きだ。そして哀川潤はどこまでも哀川潤なんだと再認識。2010/11/08

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