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講談社ノベルス
ST 緑の調査ファイル

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061824157
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

人気ソリスト柚木優子の所有する、一億円のバイオリン・ストラディバリウスが盗まれた!リハーサル会場への移動中に起きた、不可解なすり替え盗難事件。さらにホテルの密室で、コンサートマスターが殺された…。一体誰が?そしてバイオリンの行方は?すれ違いの感情が生んだ悲しい結末にSTが立ち向かう。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の’78年『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務などを経て、作家専業となる。その執筆ジャンルは幅広く、ミステリーをはじめ、伝奇、格闘小説と多彩である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おれんじぺこ♪(15年生)

39
STシリーズ、緑は翠さんが活躍…というわけでもなかったかな?青山くんがまた活躍してたし。今回は「音」がテーマ。生の演奏は素晴らしい!というのは、今月何度もミュージカルを観たから(余計)ものすごくわかる。YouTubeで、カテコをみてもダイジェストをみてもやはり生の舞台に優るものはないもの。…えっと話が脱線した(笑)青山くんと菊川さんが音楽の話で意気投合してる姿が微笑ましい。STとの距離もさらに縮まった。不器用だけど優しい菊川さん、いいな。2014/05/26

rinko

38
ST 色シリーズ。順番間違えてラストに緑色。聴覚が異常に優れている翠さんが主役。聞きたくないことも聞こえてしまうし、常に周りが騒々しく感じるということ…ストレスだろうなぁ。そんな翠さんが楽器のすり替えに端を発した殺人事件をSTメンバーとともに解決。ミステリ要素は浅い感じ。今野さんはレコード会社にお勤めされていたとのこと。楽器や音響に関する知識蘊蓄が溢れていました。勉強になった。2014/08/30

そのぼん

28
高級なバイオリンが盗難にあったことからSTが動き始めました。事件の謎解きもさることながら、オーケストラの演奏シーンは、本当に音楽が聴こえてきそうでした。このまま盗難事件だけでストーリーが進みのかと思っていましたが、途中で殺人事件が起きたので驚きました。2012/10/03

りさ

20
翠さんの本。聴覚が優れすぎているって、ほんとに生きにくそう。。。世に溢れている全部の音が聞こえてきちゃうって、地獄のような苦しみだろうなぁとそんなことを考えた。今回の事件は、なんだかあっさり風味。謎解きよりもコンサートとか、人間関係に重点を置いたお話だったように思いました。2017/06/24

りょうけん

18
<蓄>   ふうむ,なんと今巻は音楽の話なのである。今敏先生がかなりの音楽好きだ云う事は別の小説作品を読んで僕は良く分かっているつもりだった。けれどもまさか数多の今敏先生のプロフに書かれている,作家になる前にはレコード会社勤務,というそのレコード会社で”音楽プロデューサー”を遣っていたとは,本書の巻頭にある著者の一言を読むまで知らなかった。 2023/07/03

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